「守るのは、頭と地球。 HOTAMET」がPRアワードグランプリ2023でゴールドを受賞

14 December 2023

TBWA HAKUHODOが企画・開発した、ホタテ貝殻からできた環境配慮型ヘルメット「HOTAMET/ホタメット」が、公益社団法人 日本パブリックリレーションズ協会が主催する「PRアワードグランプリ2023」において、ゴールドを受賞しました。


■守るのは、頭と地球。 HOTAMETについて

国内の水産物の中でも輸出額が最も多いホタテ。一方、ホタテを加工した後、水産系廃棄物としての貝殻地上保管による環境への影響や堆積場所の確保などが社会課題となっていました。甲子化学工業株式会社、猿払村、TBWA HAKUHODOは、ホタテ貝殻を廃棄物ではなく、新たな資源に変えることに挑戦しました。


ホタテ漁師は、日常的にヘルメットを着用して、危険から身を守っています。また、日本では地震など災害リスクが高いことから、漁師に限らず、より多くの人たちの安全を守るものとして、ヘルメットは防災グッズの定番です。そこで、ホタテ漁師や日本人が被るヘルメットを、漁師たちが獲ったホタテの殻から作り出すことにしました。

素材開発から、設計に至るまで、環境への負担が少なく、サステナブルに配慮したプロダクトになっています。


「PRアワードグランプリ」事業は、優れたPR事例を選考・顕彰することで、PRの普及と発展に寄与することを目的に毎年実施されています。「パーパス(社会的存在意義)」はあるか?「自分(たち)らしさ」が感じられるか? 「巻き込む力」は発揮されたか?といった視座で審査され、グランプリ、ゴールド、シルバー、ブロンズなど合計17作品が賞を授与されました。


日本パブリックリレーションズ協会のプレスリリースはこちら

左から、PRSJ理事長 牧口征弘氏、TBWA HAKUHODO PRプランナー 加藤卓、橋本恭輔、PRSJ審査員 河炅珍氏
左から、PRSJ理事長 牧口征弘氏、TBWA HAKUHODO PRプランナー 加藤卓、橋本恭輔、PRSJ審査員 河炅珍氏