TBWA HAKUHODO Head of Innovation・米澤香子が世界最高峰のデザインアワード「D&AD」の日本人審査員に選出

01 February 2024

世界最高峰として知られているデザインアワード「D&AD」におけるデジタル・ソーシャル部門の日本人審査員に、株式会社TBWA HAKUHODO(本社:東京都港区、代表取締役社長兼CEO:今井明彦、以下TBWA HAKUHODO)の米澤香子が選出されました。


イギリスを拠点とするD&ADが開催するD&AD審査会は、40以上の部門、世界50カ国以上から集まる350名のデザイナー、クリエイターによって構成されています。2024年で第62回を迎える今年度は、日本で活躍するクリエイターやデザイナーの11名が選出されています。
また、米澤は、広告コミュニケーションの領域を越えてテクノロジーを融合させた「トータルブランドエクスペリエンス」の取り組みを評価され、D&AD賞のデジタル・ソーシャル部門において、今年度の日本人審査員として選出されました。また、D&AD賞2024だけでなく、三大広告賞のひとつであるOneshowのIP & Product Design部門、Clio賞のBranded Entertainment & Content部門においても2024年度の審査員を務めます。


第62回D&AD賞2024の日本人審査員選出された意気込み、さらに、エントリーされる作品への期待について、米澤は以下のようにコメントしています。
「性別や国籍、バックグラウンドが多様な審査員団と、審査の過程で交わすディスカッションを楽しみにしています。異なる視点から生まれる意見交換は、様々な気付きや発見があると期待しています。エントリーされる作品を通じて、多様なアイデアに触れる機会は良い刺激を受けられるだけでなく、今後の私自身の活動へのインプットにもなると考えています。ブランド体験は、花火のように打ち上げて終わりではなく、世の中に長期的な価値をもたらす方向へと進化し続けなければなりません。これらの賞を通して、そうしたdisruptive(ディスラプティブ)な作品に出会えることを楽しみにしています。」


米澤は、大学で航空宇宙工学、大学院でHuman Computer Interactionを専攻。在学中未踏IT人材発掘・育成事業に採択され、猫用ウェアラブルデバイス『Cat@Log』を開発。2023年よりTBWA HAKUHODOに参画し、テクノロジー領域において、企業のキャンペーンプランニングから、エクスペリエンスデザイン、プロダクトイノベーション、サービスデザイン、研究開発、インタラクティブアートなど幅広く活動し、Cannes Lions Titanium Grandprix、D&AD Black Pencil、文化庁メディア芸術祭大賞、グッドデザイン賞金賞など国内外の多数の賞を受賞しています。