第5回「Disruption® Lounge」を開催 テーマは「遊ぶように、学ぼう。」— 新しい時代の学びのあり方を探る

18 December 2025

TBWA\HAKUHODOは、第5回目となる「Disruption® Lounge」を、2026年1月27日(火)にオンラインで開催します。今回は「遊ぶように、学ぼう。」をテーマに、社外から3名のゲストを招き、新しい時代の「学び」のあり方を探ります。 

 

 TBWA\HAKUHODOは、当社のクリエイティブプロセスの基盤である「Disruption®」の考え方を社外に開いた取り組みとして、「Open Disruption®」を推進しています。その一環として開催している「Disruption® Lounge」は、2023年6月に第1回を実施して以来、幅広い分野で活躍するDisruptor(ゲスト)を招き、「共創」「旅」「終わりの多様性」など多様なテーマについて対話を重ねてきました。 

 

今回のテーマは「遊ぶように、学ぼう。」です。 
人口減少や社会環境の変化により、これまでの前提や正解が通用しにくくなる中、個人が自ら考え、行動につなげていく学びのあり方が改めて注目されています。本イベントでは、そうした時代背景を踏まえ、「遊び」に内在する好奇心や主体性に着目し、新しい学びのヒントを探ります。 

 

今回は、「学び」のDisruption®を実践してきた3名のゲストを招き、それぞれの取り組みや実践例を通じて、これからの学びの可能性について考えます。多様な人々が学び合う場づくり「クロスボーダーラーニング」を主宰する一色 顕氏、デンマークで文化翻訳家として活動し、「デモクラシーフィットネス」を提供するニールセン北村 朋子氏、そして島根の明誠高校から地域と協働する学びを全国に展開する髙橋 純司氏です。 
 
さらにTBWA\HAKUHODOからは、独自のアイデア発想術を通じて、子どもたちが社会課題に向き合う「かけテク」を紹介します。 

 

◾️ 第5回 Disruption® Lounge「遊ぶように学ぼう。」実施概要 

開催日時:2026年1月27日(火)18:00~19:30 
開催形式:オンライン(どなたでもZoomよりご視聴いただけます) 
登壇者 :Cross Border Learning株式会社 代表取締役 一色 顕 氏 
     文化翻訳家 ニールセン 北村 朋子 氏 
     学校法人益田永島学園 明誠高等学校 学園デザインセンター センター長 髙橋 純司 氏 
     TBWA\HAKUHODO エクスペリエンシャル・マーケティング部長 森 峰夫 
お申込み:下記URLよりお申込みください。 
     https://tbwahakuhodo.zoom.us/webinar/register/WN_SL_dMgr3Szu1bBwMhv2EpA 

 

テーマ :「遊ぶように、学ぼう。」〜イノベーションのヒントは子ども心にあり!〜 

     大人になると正解を求める学びが増える。 
     けれど子供たちはどうでしょう。 
     彼らは、好奇心や探究心を 
     遊びの中ですくすく育てています。 
     ゲームのようにアイデアを練る。 
     結果じゃなくプロセスを楽しむ。 
     頭で考える前に体を動かす。 
     イノベーションはそんな学びから生まれるはず。 
     もう一度、遊ぶように学ぼう。 
     ジャンルを越えた学びのDisruptorたちと 
     そのヒントをみんなで考えませんか。 

 

■ 登壇者プロフィール 

・Cross Border Learning株式会社 代表取締役 一色 顕 氏 

ソニー 、ソニースペイン、リンクアンドモチベーション、同グループ会社の代表2社を経て独立、起業。ファシリテーションを軸に、企業組織の変革自走支援、リーダー人財の成長自走支援の事業、ミネルバ大のファカルティ(講師)、ストレングスコーチ、クロスボーダーでの学び合いの場づくりなどを手掛ける。ワークショップ・イベントのファシリテーション、研修講師・講演の実施本数は毎年200本を超えている。 

 

・文化翻訳家 ニールセン 北村 朋子 氏 

文化翻訳家/Cultural Translator。デンマーク・ロラン島在住。京都芸術大学 食文化デザインコース『持続可能な食との関係』講師。デンマークそもそもラジオ・パーソナリティ。デモクラシー・フィットネス・トレーナー。オンラインコミュニティDANSK主宰。ミッションは埋もれた価値の発掘と、新しい価値の創造。子どもと若者が幸せな社会をつくること。新刊『経済力も幸福度も高くなる デンマークのすごい教育』が2026年1月7日に発売予定。

 

・学校法人益田永島学園 明誠高等学校 学園デザインセンター センター長 髙橋 純司 氏 

学校法人益田永島学園 明誠高等学校 学園デザインセンター センター長/NPO法人旅とくらしの共感樂舎 副理事長。地域を学びのキャンパスとする学校改革「明誠ワールドシフト」を推進。NPOでは、廃園施設を再生した「令和関谷学園」など、地域を教材にした“地産地消の教育”を各地に展開。教育を媒介に「無縁」を「縁」へとつなぎ直し、子どもたちが地域に根ざし未来を創る学びをデザインしている。 

 

・TBWA\HAKUHODO エクスペリエンシャル・マーケティング部長 森 峰夫(モデレーター) 

2026年に20周年を迎えるTBWA\HAKUHODOの設立当初より在籍。エクスペリエンシャル・マーケティング領域を中心に、リアル体験を通じたブランド価値創出に長年携わる。広告やデジタル/SNSと連動したTotal Brand Experienceの設計・実装を数多く手がけてきた。多様な立場や視点を繋ぎながら、「この社会に意味ある変化」を生み出すための在り方を模索している。 

【モデレーターからのメッセージ】 

私は、教育業界や教育にまつわる仕事をしている訳でもなく、「学び」を提供する研修を企画する人事的な仕事や、AIのように業界的に先端的だったり必須の知識をノウハウ化し率先して社内外に発信している訳でもありません。でもなぜか「学び」に関心があるのは、娘が中学受験真っ盛りだからかもしれません。コロナ禍を機に市民権を得た各種ウェビナーや、ここ最近ではリスキリングを推奨するトレンド。ありがたいことにそれらにより新たな知識やネットワークを得ることで、これまでとは異なる気付きを手にし、自身の成長を感じることもあります。一方で、勉強することが逆に虚無に感じられることも。今回、参加いただく登壇者との事前の議論を通じ、漠然とした違和感への答えが見えてきた気がしています。 

 

■「Open Disruption®」について  

「Open Disruption®」は、TBWA\HAKUHODOが2023年に開始した、企業や団体との共創を通じたオープンイノベーションの取り組みです。社内外の多様な視点やアイデアを掛け合わせることで、新たなビジネスや価値創出につなげることを目的としています。公開イベント「Disruption® Lounge」は、その取り組みの一環として実施しているもので、社会やビジネスの変化を捉える実践者(Disruptor)をゲストに迎え、変化の兆しや新たな可能性について対話する場です。

 

「Disruption® Lounge」第4回の様子は、下記よりご覧いただけます。
https://www.tbwahakuhodo.co.jp/stories/disruption-lounge-vol4-2/

 

【プロジェクトメンバー】 
Open Disruption® 全体統括:田貝 雅和、堀江 雄一郎、松尾 和幸 
アートディレクター/デザイナー:秀島 康修、砂田 肇 
コピーライター:橋本 祥平 
Disruption® Lounge 企画:森 峰夫、鈴木 賢史郎 
Disruption® Lounge 運営:阿部 祐士、豊田 哲也、松本 脩平 
ライブ配信協力:佐藤 一樹、田口 将伍(THINGMEDIA)