防災アクションガイド第十一弾『火山噴火への備え』を公開

18 October 2022

TBWA\HAKUHODOとFUKKO DESIGNは、火山が噴火した際にどのような対策をすればよいのかをまとめた『防災アクションガイド­ー火山噴火への備え』を発表しました。

火山噴火は、大雨や台風、地震や津波と比べて注目されづらい自然災害ですが、日本には活火山が111ヶ所もあり、全国各地で被害が発生する可能性があることから、火山噴火時の対策は多くの方々にとって必要だと言われています。

火山噴火は火山周辺だけでなく、降灰によって広域に被害が及ぶ可能性があります。富士山が噴火すると、東京を含む関東各地で大きな被害が発生すると言われています。それ以外にも、溶岩流、火砕流、土石流、火山ガスなど様々な現象がありますが、現象ごとに被害が及ぶ範囲に差があったり、火山によって発生する現象が異なったりすることが多いため、地域独自の対策をしていることがほとんどです。そのため、網羅的にまとめた資料が少なく、結果として火山噴火の際の防災対策が普及しづらかったという現状があります。

そこで今回、様々な被害を引き起こす火山現象を体系的にまとめた『防災アクションガイド­ー火山噴火への備え』を作る運びとなりました。災害時に必要な情報として、SNSで拡散していただくことも視野に入れています。『防災アクションガイド­ー火山噴火への備え』が火山噴火について今一度考えるきっかけとなり、いざとなった時に、少しでも多くの方々に役立てていただければ幸いです。

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