国際女性デーから、ジェンダー問題を考える1週間にー「Gender Week」を開催

30 March 2021

国際女性デーから、ジェンダー問題を考える1週間にー「Gender Week」を開催

今年の3月8日は「国際女性デー」でした。
この日にちなんで、メディアでさまざまな特集が組まれたり、各地でイベントが開催されたりしていましたね。私たちTBWA\HAKUHODOも、この「国際女性デー」にちなみ、ジェンダーについて社員全員が主役となって考える1週間の社内オンラインイベント『Gender Week〜ジェンダー、そして私たちを考える1週間』を実施しました。

「Peace Pirates」 presents – Gender Week

当イベントは、有志の社員で結成されたダイバーシティ推進ワーキンググループ「Peace Pirates(ビース・パイレーツ)」によって企画・運営されました。ゲスト講演、社員によるセミナーやディスカッション、毎日のメールマガジン配信などのいろんなコンテンツを通じて、女性が抱えている生理の悩みや、日本のジェンダー格差、リーダーシップや働き方、メディア表現の至るところに隠れている性別ラベリングなど、幅広いテーマを取り上げました。
(Peace Piratesについては、また今後詳しくこちらで紹介させていただきたいと思います!)

イベント後の調査とアンケートでは、当イベントが「有意義だった」と回答した社員はなんと100%にのぼり、さらに約80%の社員が「自分の意識に変化があった」と答えました。

社員からは、こんな感想が寄せられています。
「普段なかなか話されないセンシティブなトピックをオープンに話せる機会があってよかった」
「今までの考え方、価値観について変わった。今後の業務にも活かしたい!」

井木クリスCOOからは、こんなコメントが寄せられました。
「このイベントを通して、社員のジェンダーに対する知識と意識レベルを一歩高めることができたのではないかと思います。過去にも、当社ではさまざまな社内講演会や勉強会を実施してきましたが、今回は、これまでと異る観点で物事を学び、考えることができた1週間でした。また、社員のさまざまな悩みや本音を聞ける機会となり、今後の当社の制度やカルチャーの醸成について、改めて考えるきっかけとなりました」

【TBWA\HAKUHODO『Gender Week』イベント内容のご紹介(一部抜粋)】

<Disruptor Series>

Disruptor SeriesのゲストスピーカーとTHのファシリテーター

Disruptor SeriesのゲストスピーカーとTHのファシリテーター

TBWA\HAKUHODOが以前より実施している、さまざまな業界で既成概念を超えた活動をされているゲストを招く講演会シリーズ「Disruptor Series」。今回のGender Weekでは、幅広い分野のスペシャリストである4名のゲストを招き、3つのテーマで実施しました。

ゲスト:
一般社団法人パリテ・アカデミー 共同代表 三浦まりさん、申きよんさん
恋バナ収集ユニット桃山商事 代表 清田隆之さん ほか

テーマ:
男女格差のない社会を実現するために ー 私たちは、まず何からすればいいの?
今こそ考えてみる「男らしさ」ー 俺たちの話
生理について知る・考える ー 大人の保健室

ジェンダーギャップ指数世界121位の日本が抱えているさまざまな男女格差と社会構造、そして女性がリーダーとして社会で活躍するために「リーダーシップのダイバーシティ」が重要であることなどが取り上げられました。また、女性が主役になりがちなジェンダー問題について、男性も主役であることを再認識するために、日本社会での「男らしさ」やその問題点・未来への課題について再考したり、普段なかなか公に話すことのない「生理」の現状や悩みについて男女ともに理解を深める機会を設けました。

<社員によるセミナー・ディスカッション>

社員によるセミナーの様子

社員によるセミナーの様子

『Gender Week』を企画したダイバーシティ推進ワーキンググループ「Peace Pirates(ビース・パイレーツ)」や「博報堂キャリジョ研」などに所属する社員たちによる勉強会を実施しました。

テーマ:
Un-Labeling – メディアで見る女性像について語ろう
ジェンダー、そしてこれからの私たちの働き方

日本のメディアで描かれている女性像とその「ラベリング」に対する認識調査結果を取り上げ、広告会社の社員として意識をアップデートする必要性が問われたほか、部署や役職を越えたさまざまな社員たちがジェンダー問題についての自らの経験や悩みを率直に話し、これからの働き方や職場のあるべき姿について議論しました。

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私たちは、広告を通じて社会にメッセージを届ける役割を担う広告会社として、社員一人一人がさまざまな人の立場に立って考え、すべての人が生き生きと暮らすことのできる社会の実現を目指すことを大切な義務の一つだと考えます。

今後も、ジェンダー問題にとどまらず、さまざまな課題に取り組み、社内外の「Diversity, Equity, Inclusion(多様・公平・包括)」において幅広く活動していきます。

今後のSTORIESで紹介していくのでぜひお楽しみに!

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広報チーム (koho@tbwahakuhodo.co.jp)