デフアスリートに届ける新しい応援スタイル「サインエール」の企画開発に協力
06 November 2025
11月15日(土)開幕『東京2025デフリンピック』7会場、6競技*にて実施
TBWA\HAKUHODOは、東京都と株式会社NHKエンタープライズが契約締結している「令和7年度国際大会の東京開催を契機としたスポーツ気運醸成事業実施委託事業」において、東京都、株式会社NHKエンタープライズ、株式会社NHKグローバルメディアサービス、株式会社5005と共にデフアスリートに届ける新しい応援スタイル「サインエール」を企画開発しました。
*サインエール応援団の派遣会場および競技数となります。
【音のない世界に届く応援「サインエール」について】
※詳細は東京都特設サイト「TOKYO FORWARD 2025」をあわせてご覧ください。
https://www.tokyoforward2025.metro.tokyo.lg.jp/news241217/
サインエールとは、100周年を迎えるデフリンピック東京大会に合わせて開発された“目でみる”新しい応援スタイルです。一般的にスポーツの応援は声や聴覚、音に頼るものが多く、デフスポーツの現場では、これまで観客がアスリートに応援を届ける手段は限定的でした。実際に現役で活躍する日本代表選手からは、「声援は嬉しいが、聞き取ることが難しい」「もしも応援を感じ取れたら、もっと力になると思います」などの声が上がっています。
そのような背景から、きこえる・きこえないにかかわらず、全ての人がアスリートに想いを届けることができるよう、目で世界を捉える人々の身体感覚と日本の手話言語をベースにした「サインエール」を開発しました。「サインエール」は、ろう者を中心にしたメンバーで、デフアスリートたちと共創しながら制作。デフリンピック100周年という節目を機に、東京から世界へ新たな応援スタイルを届けていきます。
「サインエール」では、手話言語の拍手をベースにした応援を開発しました。「GO!(行け!)」「大丈夫 勝つ!」「(日本)メダルをつかみ取れ!」など3つの基本構成からなり、合計3種類の応援を展開します。詳細は、下記映像をご覧ください。
「サインエール」Main Film
「サインエール」Practice Film
【サインエール応援団 競技会場での応援スケジュールについて】
開発メンバーを含む「サインエール応援団」が、7会場、6競技で、サインエール応援を行います。
サインエール実施競技:陸上、バドミントン、水泳、卓球、テコンドー、バレーボール
詳細は以下をご覧ください。
https://www.metro.tokyo.lg.jp/information/press/2025/11/2025110511
【TBWA\HAKUHODO スタッフリスト】
Chief Creative Officer:細田 高広
Creative Director:加藤 卓
Art Director:新井 勝也
Copy Writer:平佐 慧
Film Director:山津 暢之
Motion Designer:住吉 清隆
Producer:佐々木 駿、伊藤 渉
Head of Poduction:深津 広孝
Strategic Director:吉川 醇
Strategic Planner:茂木 佑菜
Account Director:平 竜亮
Account Supervisor:リュウ ビン